ロジクール MX ANYWHERE 3

愛用していた「MX Master 3」について先日あのような発表があり、当惑しています。仕方なく、MX Anywhere 3を買いました。どうしてもコレというわけではないのですが、2021年はまさにロジでクールな一年にせねばとの願いから当機を買わさせていただきました。

何度も言っていますが、私はこの「させていただく多用社会」をなんとか矯正せねばとの使命感を持たさせていただいております。

駅前のラーメン屋の貼り紙「当店は12月30日をもちまして閉店させていただきます」。 豚骨ベースの「息の根止まるのに誰に謙ってんだよこのアホ」系の醤油味でした。国語が苦手だとこうなりがちなのかもしれません。お疲れさまでした。

新しいMacBookが素晴らしいとの声をよく聞きますが、よく聞いてください、MacBookで仕事をしている人の99%が「経営と無関係」の仕事、つまり自分は「末端の作業員」であることを暗に公表しているのです。日々売上と利益の数字を追いかけ、契約書の修正履歴に眼を見張る経営者は、MacBookで仕事をしていません。

ところで、自分はクリエイティブな仕事をしている「クリエイター」だと思っているあなた。あなたが他の人より多く持っているものはクリエイティビティではなく単なる「時間」ですから、勘違いしないように。他のことをやらずに絵や音や文章を考える時間があるからこそ何らかのアウトプットができる、ということなのです。そのアウトプットを自分の才能だと勘違いする若者が多いこと多いこと。言っておきますが、絵や音楽や文章が得意なオリンピック選手はたくさんいるのですよ。

私は高校+大学=7年間のうち6年10ヶ月間ぐらいを瀕死状態でアメリカンフットボールの練習に費やしてガチムチのウェイト・トレーニングを重ねたいっぽう、絵を描いたり音楽を作ることが好きでインテリアデザインなどもしました。CADも使えます。だからといって絵や音楽や造形の仕事で生計を立てようと思ったことは一度もありません。なぜなら、それは趣味の範囲で十分だと思うからです。

誰しも、難しい数字や契約文書で頭を悩ますより、絵や音や洒落たコトバを考えている方が楽しいでしょう。しかし、楽しいだけで食えるのは本当に優秀な一握りの人達。若いうちに「イヤなもの」を回避したツケは、必ず、50歳を過ぎてから現れます。

あなたはまだ、MacBookで仕事をしているのですか?

うんち