企業の社会貢献とは

Bloganuary の文のお題
理想の仕事は何ですか ?

「大きな会社だからきっと色々な仕事にチャレンジできるのだろう。」そう思っていました。これが最初の勘違いです。

入社早々、上司から「当社は学歴は関係ない。結果を出した者が平等に評価される」と言われました。たしかにそこは大/院卒も高卒も中卒も入り交じった世界。社会人1年生の「何も知らない」私は、学歴差別のない良い会社だなぁなんて呑気な事を考えつつも、その言葉に静かな闘志を燃やしたことを覚えています。しかし時が経つに連れ、他の業界に進んだ大学時代の友人たちから聞く話により「仕事の質の違い」を感じるように…。本来なら就活中に調べるべきことを就職後に調べてその現実を知り、絶叫してみても後の祭り。

「いやいやそうは言っても、いずれ修行が終われば別の部屋に移ってきっと付加価値の高い仕事ができるはずだ、もう少し頑張ろう。」と、ここで2度めの大きな勘違いをします。毎日毎日、絶叫を続けること14年。私は人生のとても長い時間を「絶叫」と「絶望」に費やした結果、ようやく闇から抜け出すことができました。

もしあなたが大学生なら、大卒も高卒も同じ仕事をさせる会社に進むべきではありません。私は、学歴関係なく取り組めるような事業を行う会社へ大卒者は行くべきではないと思っています。大卒には大卒にしかできない負荷の高い仕事をさせるべきです。そうしなければ日本や世界は豊かにならない、と考えるべきです。それこそが会社としての社会貢献義務だと思うからです。学歴不問(不要)の仕事へ進むぐらいなら、大学など行かずにとっとと社会へ出て納税者となるべきです。